Top > Works > 「泥んこ体験その14 三種編」紙上再録 (2012年1月21日掲載)

「泥んこ体験その14 三種編」紙上再録

この度、試みに、作品の内容の一部を文字に起こしたもの(紙上再録)を掲載してみます。 紙上再録の趣旨については、同時掲載の「ペイント体験その3」紙上再録冒頭にある説明をご参照ください。

簡単な内容紹介では雰囲気がわからないという方の参考になりましたらさいわいです。

「泥んこ体験その14 三種編」 … 再録開始

このページでは、「泥んこ体験その14 三種編」の紙上再録を掲載しています。 挿入画像は「泥んこ体験その14 三種編」に掲載したものから抜粋しています。

「C:」(黒字)がカメラマン、「M:」(青字)がモデルさんです。

再録部分1 … 冒頭〜2分手前まで

(撮影場所近くの小道脇に腰を下ろすモデルさん)

C:(泥んこは)2回目ですね。

M:そうですね。

C:なんか、前回と違うところとかってありますか?

M:まあ、どんな感じになるかだいたい想像はできてるので、やりやすいかなっていう感じです。 でも(今回は)一人なんで、ちょっと心細いです。

C:そうですねー。前回は友達と一緒だったんで…。 でですね、今日はいろいろ泥んこリポートを実演というか、やってくれるらしいですけど…。

M:はい(笑)。

C:自信の程は…?

M:自信はあんまりないです(笑)。

C:ないですか。だけど、(前回の様子からすれば)泥はそこまで抵抗あるというか、ダメじゃない感じですよね。

M:そうですね…うーん。まったく無いって言えばウソになります。

C:はいはい。ちょっとありつつ。

M:できるだけ頑張ります(笑)。

(場面転換、撮影場所の桟橋に立つモデルさん)

C:これから入っていく感じなんですけど…。泥んこのリポート3種類、何でしたっけ?

M:えっと…、普通の女の子バージョンと、バラエティバージョンと、泥んこ大好きバージョンです。

C:はい。それぞれ、何か違いがある感じですかね。

M:そうですね。

C:最初は何でしたっけ。

M:最初は普通の女の子バージョンで。

C:わかりました。

(以下、おそるおそる泥んこになる感じの「ふつうの女の子バージョン」のリポートが続きます。再録は中略)

再録部分2 … 7分過ぎ〜9分頃 「ふつうの女の子バージョン」モデルさん解説

M:じゃん。(解説のボードを画面に見せる)

C:はい。今の何でしたっけ。

M:普通の女の子バージョンです。

C:なんか、リポートのポイントとかは?

M:顔は漬けない、あまり。…と、女の子っぽくおしとやかに、です。

C:っていうのを実演していただいた感じですね。評価も書いてますけど、難易度はそんなに…。

M:そうですね。ちょっと泥を嫌がればいいだけなんで…。

C:こういうリポートだったら誰でもできるかなって感じですか。

M:けっこう、誰でもできると思います。

C:だから、女の子の仕事じゃない度もそんなには高くないって感じですかね。

M:はい。まあ(評価の★印が)2個あるのは、一応ちょっとよごれるからっていう。

C:あー。よごれ要素がちょっとあるから、っていう。でもこの辺は全然大丈夫っていう感じですかね。

M:そうですね、全然簡単だと思います。

C:こういうお仕事のご依頼だったら全然引き受けるっていう…。

M:これくらいやったら全然(笑)。

C:次は何でしたっけ。

M:(少し微笑みながら)次は、バラエティバージョン。

(以下、思いきって泥んこになっていく「バラエティバージョン」のリポートが続きます。再録は中略)

再録部分3 … 17分過ぎ〜20分過ぎ 「バラエティバージョン」モデルさん解説

M:じゃん。(解説のボードを画面に見せる)

C:ちょっと解説をお願いします。

M:バラエティバージョンは、基本的にはウケ狙いで、顔も思いっきり漬けちゃうっていう…。

C:っていうのを実践してくれた感じですか。

M:はい。

C:評価のとこを見ると、けっこう難易度がさっきより上がってますね。

M:そうですね、さっきのは顔を漬けないんで。これはいかに顔をいい具合に漬けるかっていうか(笑)。 女の子の仕事じゃない度は、★(星)4つです。

C:それは…(笑)。

M:こんだけ、顔ついたらね、女の子ならいやがるでしょっていう(笑)。

C:最初のと比べたらどっちが性(しょう)に合ってる感じですかね?

M:うーん。ある程度顔をつけるほうが、いいですかね(笑)。

C:あ、そうなんですか?へーえ。それはどういう理由で。

M:ちょっとくらいなら楽しいじゃないですか。最初のは漬けなさすぎるし…。

C:今回のは…。

M:漬けすぎ。漬けすぎ(笑)。

C:これ漬けすぎですか(笑)。顔全体が1回つくくらいでいいんじゃないのっていう感じですか。

M:そうですね、まだ原型がわかる程度でとどめておきたいです。

C:でも、意外に泥とかも大丈夫なほうですよね、入ってみたら。

M:最初はちょっと抵抗あったんですけど、今はそんなに…。

(モデルさんの顔に泥を紙皿に盛った「泥パイ」が飛んでくる)

C:意外に大丈夫…ですかね。

M:そうですね。

(2発目の泥パイ)

M:ぷふふふふ。あ、全然あれですね、大丈夫です(笑)。なんかこれ、すごいことになってますね、ぜったい。

C:そうですね。生クリームと比べてどうですか?

M:生クリームのほうが全然いいです。(言い終わった瞬間に3発目のパイ) うわははは(笑)。

C:そうですか。これはこれで良かったりは…?

M:うーん…。きわどい。うふふふ(笑)。

C:きわどいですか。必ずしも、良いとは言えない感じですかね。

M:良くはないです。(4発目のパイ)う…ふふふふ(笑)。もう、されるがままじゃないですか(笑)。

C:でも、バラエティとかでこういうの見たことないですか?ここまでは…。

M:ここまではないでしょ、さすがに(笑)。こんなひどいバラエティ、見たことない(笑)。(5発目のパイ)へへへへ(笑)。

C:一言お願いしまーす。

M:ひとこと?オイシイですかね、これ?

C:そうですね、オイシイと思いますよ。

M:ならいいです(笑)。

C:ありがとうござました。

M:ありがとうございます(笑)。

(以下、気持ちよさそうに泥にもぐっていく「泥んこ大好きバージョン」のリポートが続きます。再録は中略)

再録部分4 … 27分頃〜本編終了まで 「泥んこ大好きバージョン」モデルさん解説と全体の感想

M:じゃん。(解説のボードを画面に見せる)

C:ちょっと解説をお願いします。

M:え…。もう…。えへへへ(笑)。違う世界に行く…という…何て言ったらいいんやろ(笑)。

C:表現が難しい感じ…。

M:そうですね(笑)。

C:ちょっと味わったことがない。

M:(うなずきながら)うん。

C:で、全身で感じるって感じですか。

M:はい。

C:なんかもう、難易度と女の子の仕事じゃない度がMAXですね。

M:これはもう…ね(笑)。女の子の仕事じゃないし…(笑)。楽しいですけど、ちょっとアレかなっていう。

C:だけど、気持ちいいのは気持ちいい感じですか。

M:そうですね。

C:はい、ありがとうございました。

(場面転換、泥を落として全体の感想へ。撮影場所を背景に座り正面を向くモデルさん)

C:お疲れ様でした。

M:お疲れ様でーす。

C:そうですね、例によって全体の感想を…

M:うーん、前よりはやりやすかったです。

C:どのあたりが…?

M:なんやろ、動きやすかったっていうのかな。

C:泥の柔らかさとかはどうですか、前回と比較して。

M:うーん…。あんまり変わらないんですけど、1回目でけっこうコツをつかんだんで、動きやすかったです。

C:どういうコツですか、それは。

M:歩くときの足の抜き方?ふふふ(笑)。

C:そのへんはちょっと、入った人ならではですよね。

M:そうですね。

C:他にもいろいろ印象とか、自由に…。

M:印象…うーん。印象…。3回目のやつが良かった。3回目にやった「泥んこ大好き」が(笑)。

C:別に、そういう気を遣ったコメントはしてもらわなくていいんですけど(笑)。

M:いや、ほんまに…(笑)。なんやろ…自由にできて楽しかった。

C:あーそうですか。そうですね、前の2本はわりと流れが決まってたんで。最後はお任せだったんで、ある程度…。 わりと自由に動けたのが…。

M:そうですね、やりやすかったっていうか。

C:はいはいはい。2本目のバラエティバージョンとかどうでしたか?

M:あれは…(笑)。うーん。あれがいちばんしんどかったかもしれないです。

C:あ、そうですか。どのあたりが…。

M:なんやろ、バラエティやから…。

C:あ、ちょっと面白さを出さなきゃいけないみたいな…。

M:そんな感じです。

C:それがちょっとなかなか難しかった…。

M:難しかったです。

C:なるほど。じゃあ、1本目と3本目がわりとやりやすかった感じですかね。

M:そうですね。

C:だいぶ日が暮れるのが早くなってきましたね。

M:そうですね…。めっちゃ空綺麗ですよね。

関連ページ

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